ビオキッチン




更年期障害を予防・軽減するおかず(6)

料理・エネルギー計算/検見崎聡美  撮影/泉 健太
 ひと味違うきな粉の一品

作り方

(1) 大和いもは皮をむき、酢水にさらして15分おく。流水でぬめりを洗い流し、水けをふいてすりおろす。
(2) 揚げ油を170~180度に熱し、(1)をスプーンですくって一口大にまとめ、こんがりと揚げ、油をきる。
(3) 油が乾く前にきな粉と黒糖を混ぜたものをまぶし、器に盛る。
ドクターズメモ
きな粉も大豆イソフラボンを豊富に含み、更年期にお勧めの食材です。おもちに使ったり白玉団子にまぶしたり、いろいろバリエーションをつけて使いましょう。今回はきな粉と相性の良い大和いもを使い、安倍川風に仕上げています。ネバネバ成分ときな粉の組み合わせで、和風のアンチエイジングなサイドディッシュを楽しめます。
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「更年期障害を予防・軽減するおかず」は全6回です。
保健同人社「暮らしと健康」2009年4月号より転載
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解説■白澤卓二

しらさわ・たくじ/順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座教授。1958年神奈川県生まれ。千葉大学医学部卒業。(財)東京都老人総合研究所などを経て2007年7月より現職。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリート遺伝子の研究。『ずっと若く生きる食べ方』(夫人との共著、集英社)、『 老いない、病気にならない、方法』(朝日新聞社)、『長生きの秘密はインスリンをあげない朝食にあった』(徳間書店)、『百寿力』(東京新聞出版局)など著書多数。

2013年2月14日 読売新聞)
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